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サロンにかかる開業資金!費用を抑えるためのコツは?

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サロン経営には、家賃を始めとしたさまざまな資金が膨大にかかります。

初期投資費用だけではなく経営を維持するための費用や消耗品などもあるのです。

開業をする場合は余裕を持って始めるのが望ましいといえます。

しかし、大きな資金を準備するのは容易なことではありません。

いかに資金を抑えカバーするかが重要となるでしょう。

そこで今回は開業資金を抑えるためのコツについてご紹介していきます。

サロンを開業する前の知識として役立ててください。

1

どんな種類のサロンでも必須!避けられない開業資金

エステサロンにしろ、ネイルサロンにしろ、どんな種類のサロンを経営する場合でも必ず準備しなければならないのが、経営するための店舗です。 自宅で開業することも可能ですが、本格的な店舗を経営していきたいのなら、マンションの1室やテナントを借りるのは必須でしょう。

例えば東京都内で6畳程度の物件を借りる場合は、家賃が8万程度必要です。 単純計算で年間96万円はかかることになります。 それに加えて、同じく8万円程度(家賃の1カ月分)の敷金あるいは保証金、礼金、そして仲介手数料も入居前の段階でかかってくるので事前に用意しておかなければなりません。 内装工事費用が約20万円、必要に応じて電気やガス、水道回りの整備もすることになるでしょう。

2名分を同時施術することを想定した場合、施術ベッドなどの設備や備品の導入費用としておよそ57万円はかかります。 ベッドシーズやカバーに必要な消耗品費がおよそ8万円、チラシやカード、出稿料金にかかるのがおよそ10万円です。 さらに、運転資金は家賃の5カ月程度だと想定すると最低40万円は確保したいところでしょう。 これらをすべて合計すると255万円程度は必要ということです。 開業したいと思ったなら、まずはこれだけの資金を十分に確保しなければならないことを十分に覚えておきましょう。

2

エステサロンを開業する場合は?必要な備品

エステサロンの場合、絶対に欠かせないのが施術のためのベッドとチェア、フェイシャル機器です。 ボールやスパチュラ類も忘れないようにしましょう。 さらにおしぼり器や消毒器、ワゴンなども必要です。 さらに細かなところを挙げると、シーツやカバー、タオルケットも欠かせないでしょう。

お客様に使ってもらうためのタオルやガウン、スリッパ、それから施術用ウェアも重要です。 設備面としては洗濯機や乾燥機、掃除機といった衛生管理のためのものを始め、顧客管理用のパソコンやカルテ、予約ノート、そして電話回線も外せません。 顧客満足度を高めるためにコーヒーやお茶、それを出すためのカップなども必要不可欠です。 また、絶対に必要とは限りませんが、施術メニューによっては脱毛機器や美顔器、高・中・低周波機器などの機器類も用意しておくことをおすすめします。

3

お金が足りないときの支援に!助成金を活用!

サロン経営をする上で役立てられるのが助成金制度です。 助成金は銀行や消費者金融などの融資とは違い、返済をする必要のない給付金のことです。 条件さえ満たしていれば、申請することで助成金を受け取れます。

まず創業のときに支給される「受給資格者創業支援助成金」を活用してみるといいでしょう。 他にも、社員を採用したいときに受けられる「トライアル雇用助成金」、パートや契約社員に働きやすい職場を影響したい場合の「均等待遇・正社員化推進奨励金」などがあります。 それから技術習得のために研修を受けた場合は、その一部を補てんしてくれる「キャリア形成促進助成金」もあるので条件に該当する助成金や奨励金があったら積極的に活用してみるといいでしょう。

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4

融資を活用する!日本政策金融公庫の資金を利用

助成金だけでは資金繰りが苦しい、大規模な経営から始めたい、そんな人におすすめなのが融資を活用するという手段です。 助成金や奨励金とは違い、融資はお金を返済しなければなりません。

しかし、経営が軌道に乗ることが確信できているのなら、それほど身構える必要はないえしょう。 どこで融資してもらうのかによってどれだけの利子を支払うのかが変わってきてしまいますが、おすすめなのは日本政策金融公庫の女性・若者・シニア起業家資金です。 女性あるいは35歳未満、もしくは55歳以上の人でこれから新たに事業を始める人が対象となります。 事業開始後7年以内の人も対象内ですから、条件に当てはまるようなら既に事業を開始していても申し込んでみるといいでしょう。 技術に新規性がある人の場合は特別利率Bが適用され、年率は1.16~1.75%程度しかかかりません。 運転資金としての融資限度額は4,800万円になるので1度検討してみるといいでしょう。

5

費用を抑えるために!自宅で開業するのも手!

確実に初期費用を抑えたいのであれば、思いきって自宅の1室を施術室にしてサロンを経営するのも1つの手段です。 自宅兼職場となるわけですから相応の広さは必要ですし、施術室には生活感がにじみ出てしまわないように気をつける必要はあります。

しかし、問題なく自宅で開業できるようであれば、大幅に初期費用を削減できるでしょう。 施術内容に満足してさえもらえれば、自宅経営が難点だと思われることもありません。 むしろアットホームな雰囲気を好む顧客もいます。 自宅の中に十分な広さがあったり初期費用を大幅に削減したかったりするのなら、検討してみる価値はあります。

6

まとめ

サロンを経営するにあたって必要となる資金は膨大にあります。 そのため資金繰りをいかに上手くできるかどうかが経営を続けていくためには重要です。 特に初期費用はおよそ255万円もかかってしまいますから、抑えるべきところは抑えて費用を削減しつつ、助成金や融資を活用していきましょう。 きちんと対策していけば資金繰りに悩むような事態は避けることができます。 まずは現段階で取り組めるところから始めて、経営を軌道に乗せていきましょう。

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投稿者:plus

  • 2017.09.04 投稿
  • 2022.01.18 更新

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