美容室開業のやることリスト|成功するための全手順を徹底解説
美容室を開業するには、コンセプト設計から資金調達、行政手続き、集客まで多岐にわたる準備が必要です。
夢を実現するためには、具体的に何をすべきか全体像を把握し、計画的に進めることが不可欠となります。
この記事では、美容室の開業に向けた「やることリスト」を時系列で整理し、各ステップで押さえるべきポイントを網羅的に解説します。
これから独立を目指す美容師が、スムーズに開業準備を進めるための全手順を紹介します。
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美容室開業の全体像を把握!オープンまでの11ステップ
美容室の開業準備は、何から手をつけるべきか迷うことも少なくありません。
成功のためには、開業までの流れを明確に理解し、計画的に「やること」を一つずつこなしていく必要があります。
ここでは、コンセプト設計からオープン当日までの道のりを大きく3つのフェーズに分け、全11ステップで具体的に解説します。
この流れを把握することで、全体像を見失わずに準備を進められるようになります。
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【計画フェーズ】美容室開業の基盤を作るステップ1〜4
美容室を開業するには、まず事業の土台となる計画を綿密に立てる必要があります。
この計画フェーズは、開業準備全体の方向性を決定づける重要な期間です。
お店のコンセプトを固め、具体的な事業計画書を作成し、必要な資金を確保し、最適な出店場所を見つけるまでの一連のステップが含まれます。
これらの基盤をしっかりと構築することが、その後のスムーズな準備と、開業後の安定した経営につながります。
STEP1:お店のコンセプトを具体的に固める
美容室開業の第一歩は、お店のコンセプトを明確にすることです。
ターゲットとする顧客層(年齢、性別、ライフスタイルなど)を定め、
「どのような価値を提供したいのか」
「他店とどう差別化するのか」
を具体的に言語化します。
例えば、
「30代女性向けの髪質改善特化サロン」や
「メンズ専門のプライベートサロン」など、
コンセプトが明確であれば、提供するサービス、内装デザイン、価格設定、集客方法といった全ての要素に一貫性が生まれます。
この軸がブレないことで、お客様にとってもお店の魅力が伝わりやすくなり、ファン獲得の基盤となります。
まずは自身の理想とする美容室の姿を徹底的に掘り下げ、独自の強みとなるコンセプトを確立しましょう。
STEP2:成功の鍵を握る事業計画書を作成する
コンセプトが固まったら、次に事業計画書を作成します。
これは、事業の全体像を可視化し、実現可能性を客観的に判断するための設計図です。
特に、日本政策金融公庫などから融資を受ける際には、この創業計画の提出が必須となります。
事業計画書には、
サロンのコンセプト、提供メニューと料金設定、ターゲット顧客、市場分析、売上・利益計画、資金計画などを具体的に盛り込みます。
この書類を作成する過程で、事業の強みや弱点、潜在的なリスクなどが明確になり、より現実的な経営戦略を立てることができます。
第三者が見ても事業内容や将来性を理解できるよう、具体的かつ論理的に記述することが求められます。
提供するメニューとサービス料金を決める
事業計画の根幹となるのが、提供するメニューとサービス料金の設定です。
まず、コンセプトやターゲット顧客に合わせて、カット、カラー、パーマ、トリートメント、ヘッドスパなどの基本メニューを構成します。
他店との差別化を図るために、独自の強みとなる看板メニューやオプションメニューを加えることも有効です。
料金設定は、周辺エリアの競合店の価格帯をリサーチした上で、提供する技術やサービスの価値、使用する薬剤の原価、人件費、家賃などの固定費を考慮して決定します。
安易な低価格設定は利益を圧迫するため、サービスの質に見合った適切な価格を見極める必要があります。
客単価の目標を定め、それに基づいたメニュー構成と料金設定を検討しましょう。
開業に必要な初期費用を洗い出す
美容室の開業には多額の初期費用が発生します。
事業計画書を作成する上で必要な資金を正確に把握するためにこれらの費用を具体的に洗い出す作業は欠かせません。
初期費用は大きく「設備資金」と「運転資金」に分けられます。
設備資金には店舗物件の取得費(保証金、礼金など)、内装・外装工事費、シャンプー台やスタイリングチェアなどの美容器具、レジや予約システムといった什器・備品の購入費が含まれます。
これらをリストアップしそれぞれの概算費用を算出することで開業に必要な資金の総額が見えてきます。
見積もりを取るなどしてできるだけ正確な金額を把握するように努めましょう。
売上目標と利益計画を立てる
売上目標と利益計画は、事業の持続可能性を測る重要な指標です。
まず、席数、営業日数、スタッフ数、平均客単価、回転率などから、月間の売上目標を算出します。
この目標は、希望的観測ではなく、現実的な数値に基づいている必要があります。
次に、その売上を達成するために必要な経費(家賃、人件費、材料費、水道光熱費、広告宣伝費など)をすべて洗い出し、売上から経費を差し引いた利益を予測します。
利益計画を立てることで、損益分岐点(利益がゼロになる売上高)が明確になり、どれくらいの売上が必要かを具体的に把握できます。
開業後の経営を安定させるため、綿密なシミュレーションを行いましょう。
STEP3:開業資金の調達方法を検討し準備を進める
開業に必要な資金の総額が明確になったら、具体的な調達方法を検討します。
主な方法としては、自己資金、親族からの借入、金融機関からの融資、そして国や自治体の補助金・助成金の活用が挙げられます。
多くの場合、自己資金だけでは不足するため、複数の方法を組み合わせることになります。
特に融資を受ける場合は、事業計画書の質が審査に大きく影響します。
どの方法が最適か、また融資の申請手続きなどで不明な点があれば、商工会議所や金融機関の窓口で相談することも有効です。
早めに準備を開始し、計画的に資金を確保することで、その後のスケジュールもスムーズに進行します。
自己資金でまかなえる金額を確認する
開業資金を準備する上で、
まず最初に確認すべきは自己資金でまかなえる金額です。
自己資金は、開業準備に充てる資金のことであり、融資を受ける際の重要な評価項目の一つになります。
一般的に、開業資金総額の2〜3割程度の自己資金を用意することが望ましいとされています。自己資金が潤沢であれば、借入額を抑えることができ、開業後の返済負担を軽減できます。
また、金融機関からの信頼度も高まり、融資審査が有利に進む傾向があります。
これまでに貯めてきた預貯金や、退職金などを確認し、開業のためにいくら投じることができるのかを正確に把握しましょう。
生活費とは明確に区別し、事業用の資金として確保しておく必要があります。
金融機関からの融資を検討する
自己資金だけでは開業資金が不足する場合、金融機関からの融資を検討します。
美容室の開業でよく利用されるのは、政府系金融機関である日本政策金融公庫の「新規開業資金」です。
民間の銀行に比べて金利が低く、無担保・無保証人で利用できる制度もあり、これから事業を始める人にとっては比較的ハードルが低い選択肢となります。
融資の申し込みには、事業計画書や資金繰り表などの提出が必須であり、事業の将来性や返済能力が厳しく審査されます。
審査には時間がかかるため、物件契約や内装工事のスケジュールを考慮し、早めに相談・申請を行うことが重要です。
複数の金融機関を比較検討し、自身の事業計画に最も適した融資先を選びましょう。
国や自治体の補助金・助成金を活用する
開業資金の調達方法として、国や地方自治体が提供する補助金や助成金も積極的に活用したい制度です。
これらは融資とは異なり、原則として返済が不要なため、資金繰りの大きなサポートとなります。
代表的なものに、創業費用の一部を補助する「創業助成金」や、従業員の雇用を促進するための「キャリアアップ助成金」などがあります。
ただし、補助金や助成金は、申請期間が限られていたり、受給には特定の要件を満たす必要があったりするため、事前の情報収集が不可欠です。
自治体のホームページや商工会議所などで最新の情報を確認し、自身の事業が対象となる制度がないか調べてみましょう。
申請手続きは複雑な場合もあるため、余裕を持った準備が求められます。
STEP4:出店エリアの市場調査と店舗物件探しを行う
資金調達の目処が立ったら、次に出店エリアの選定と物件探しに着手します。
店舗の立地は、美容室の集客力や売上に直接影響する極めて重要な要素です。
まずは、お店のコンセプトやターゲット顧客に合ったエリアをいくつか候補として絞り込みます。
その上で、各エリアの人口構成、競合店の数や特徴、通行人の量、駅からのアクセスなどを調査します。
実際に現地に足を運び、平日の朝昼晩や休日の人の流れを確認することも有効です。
物件探しでは、広さや間取りだけでなく、電気・ガス・水道の容量が美容室の設備に対応できるか、排水設備は整っているかといったインフラ面の確認も怠らないようにしましょう。
不動産会社と連携し、理想の物件を根気強く探す必要があります。
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【実行フェーズ】理想の店舗を形にするステップ5〜8
計画フェーズで固めた事業の土台をもとに、いよいよ理想の店舗を具体的に形にしていく実行フェーズへと移ります。
この段階では、内装工事の依頼から行政への届出、設備の導入、スタッフの採用まで、開業に向けて物理的な準備を進めることが中心となります。
やるべきことが多岐にわたるため、スケジュール管理が非常に重要です。
各ステップを着実にクリアし、オープンに向けて準備を万全に整えていきましょう。
STEP5:店舗の内装・外装工事を依頼する
店舗物件の契約が完了したら、内装・外装工事の業者を選定し、設計と施工を依頼します。
お店のコンセプトを具現化し、お客様が快適に過ごせる空間を作り上げる重要な工程です。
まず、複数の設計・施工会社から相見積もりを取り、デザインの提案内容や費用、実績などを比較検討します。
美容室の施工経験が豊富な業者を選ぶと、専門的な設備(シャンプー台の給排水、電気配線など)に関する知識があるため、スムーズに話を進められます。
設計段階では、動線を考慮したレイアウト、収納スペースの確保、保健所の定める構造設備基準を満たしているかなど、細部にわたって業者と綿密な打ち合わせを行います。
工事期間は物件の規模や状態によりますが、1〜2ヶ月程度かかることが一般的です。
STEP6:美容室の開業に必要な行政手続きを完了させる
美容室を開業するためには、いくつかの行政手続きを定められた期限までに行う必要があります。
これらの手続きを怠ると、法律違反となり営業を開始できないため、計画的に進めなければなりません。
主に関係するのは、
保健所、消防署、税務署の3つの機関です。
保健所には「美容所開設届」を提出します。
消防署には「防火対象物使用開始届出書」などを提出します。
また、個人事業主として事業を開始するため、税務署への「開業届」の提出も必須です。
従業員を雇用する場合は、労働基準監督署やハローワークでの手続きも発生します。
各届出には提出期限が設けられており、特に保健所の検査は内装工事完了後でないと受けられないため、工事の進捗と合わせてスケジュールを管理することが重要です。
保健所へ「美容所開設届」を提出する
美容室を営業するためには、管轄の保健所に「美容所開設届」を提出し、施設検査を受けて許可を得る必要があります。
この届出は、美容師法で定められた衛生管理や構造設備の基準を満たしていることを証明するための手続きです。
具体的には、作業場の面積、床や壁の材質、十分な換気設備、消毒設備の設置などが検査項目に含まれます。
内装工事の設計段階からこれらの基準をクリアできるよう、施工業者としっかり連携することが不可欠です。
通常、オープン予定日の1〜2週間前までには届出を済ませ、工事完了後に保健所の担当者による立ち入り検査を受けます。
検査に合格して「確認済証」が交付されて初めて、美容室として営業を開始できます。
消防署へ必要な書類を提出する
美容室は不特定多数の人が利用する施設であるため、消防法に基づく手続きも必要です。
建物の状況や収容人数によって提出書類は異なりますが、一般的には「防火対象物使用開始届出書」を管轄の消防署へ提出します。
これは、建物の使用を開始する7日前までに届け出る必要があります。
内装工事を行う場合は、工事開始の7日前までに「防火対象物工事等計画届出書」の提出が求められることもあります。
また、店舗の規模によっては、消火器の設置や自動火災報知設備の設置、防火管理者の選任が義務付けられます。
どの書類が必要になるかは、事前に管轄の消防署に相談して確認しておくとスムーズです。
お客様とスタッフの安全を守るため、法令を遵守した対応が求められます。
税務署へ「開業届」を提出する
個人事業として美容室を開業する場合、
事業を開始した日から1ヶ月以内に、管轄の税務署へ「個人事業の開業・廃業等届出書」、通称「開業届」を提出する義務があります。
この届出を提出することで、正式に個人事業主として登録されます。
開業届と同時に「所得税の青色申告承認申請書」を提出することも推奨されます。
青色申告を選択すると、最大65万円の特別控除が受けられる、赤字を3年間繰り越せるなどの税制上の優遇措置があります。
この申請書は、開業日から2ヶ月以内に提出する必要があるため、開業届と一緒に手続きを済ませておくと効率的です。
これらの手続きは、将来の節税に大きく関わってくるため、忘れずに行いましょう。
STEP7:施術に必要な設備や什器・備品を揃える
内装工事と並行して、美容室の運営に必要なものをリストアップし、発注を進めます。
具体的には、
シャンプー台、スタイリングチェア、ミラーといった大型の美容器具から、ドライヤー、ヘアアイロンなどの美容機器、ワゴン、タオルウォーマー、レジ、電話、パソコンといった什器類まで多岐にわたります。
さらに、カラー剤やパーマ液などの薬剤、シャンプーやトリートメントなどの店販商品、タオルやクロス、ハサミやコームといった消耗品や小物類も揃えなくてはなりません。
これらの設備や備品は、初期費用の中でも大きな割合を占めます。
新品だけでなく、中古品やリースを利用することでコストを抑える選択肢も検討し、予算内で最適なものを計画的に手配しましょう。
STEP8:共に働くスタッフの採用活動を行う
一人で開業する場合を除き、スタッフを雇用するなら採用活動を開始します。
スタッフの技術力や人柄は、お店の評判に直結するため、採用は慎重に行う必要があります。
まずは、求める人材像(技術レベル、経験年数、接客スタイルなど)を明確にし、給与や休日、社会保険などの労働条件を決定します。
募集方法は、求人サイトへの掲載、美容師専門の求人誌、専門学校への求人票送付、知人からの紹介など様々です。
応募があったら書類選考と面接を行い、技術チェックを実施することもあります。
例えば、スタイリストを2人採用する計画であれば、オープンから逆算して少なくとも2〜3ヶ月前には募集を開始し、十分な選考期間を確保するのが理想的です。
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【開業直前フェーズ】オープンに向けて最終準備をするステップ9〜11
開業日がいよいよ近づいてきたら、最後の仕上げとなる直前フェーズに入ります。
この段階では、お店の存在を広く知ってもらうための集客活動を本格化させ、実際のオペレーションに問題がないかを確認します。
これまでの準備を万全な形でオープンにつなげるための重要なステップです。
お客様を迎えるための最終チェックを行い、最高のスタートが切れるように細部まで気を配りましょう。
STEP9:ホームページやSNSを活用して集客を始める
お店のオープン日が確定したら、本格的な集客活動を開始します。
現代の美容室経営において、ウェブを活用した集客は不可欠です。
まずは、お店のコンセプトやメニュー、料金、アクセスなどを掲載した公式ホームページを作成します。
スマートフォンでの閲覧を想定したデザインにすることが重要です。
同時に、InstagramやLINE公式アカウントなどのSNSを開設し、お店の雰囲気や得意なスタイル、開業準備の様子などを発信して、オープン前から見込み客との接点を作ります。
また、地域のフリーペーパーやポータルサイトへの掲載、近隣へのポスティングなども有効な手段です。
複数の媒体を組み合わせることで、ターゲット層へ効果的にアプローチし、オープン当初からスムーズな集客を目指しましょう。
STEP10:プレオープンで接客や施術の流れを確認する
グランドオープンを迎える前に、友人、知人、関係者などを招待してプレオープンを実施することをお勧めします。
プレオープンは、実際の店舗運営をシミュレーションする絶好の機会です。
お客様の来店からカウンセリング、施術、会計、お見送りまでの一連の流れを実践し、スタッフ間の連携や動きに無駄がないかを確認します。
この時に、予約システムやレジの操作、電話応対などに不具合がないかもチェックできます。
また、実際にサービスを体験してもらったお客様から、接客、技術、店内の居心地などについて率直なフィードバックをもらうことで、グランドオープンまでに改善すべき点を洗い出せます。
万全の体制でお客様を迎えるための最終リハーサルと位置づけ、課題点を一つずつ解消していきましょう。
STEP11:準備万端で美容室をグランドオープンする
これまでの長い準備期間を経て、いよいよ美容室のグランドオープン当日を迎えます。
プレオープンで見つかった課題点を改善し、スタッフ全員で最終的なオペレーションの確認や清掃を行い、万全の状態で初日を迎えられるようにしましょう。
オープン当日は予約客への対応で多忙になることが予想されますが、一人ひとりのお客様に対して最高の技術とサービスを提供することに集中します。
来ていただいたお客様に満足してもらい、再来店につなげることが、開業後の安定した経営の第一歩となります。
開業はゴールではなく、スタートです。
これまでの計画と準備を信じて、お客様を笑顔でお迎えし、地域に愛される美容室を目指して新たな一歩を踏み出しましょう。
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美容室の開業に必須となる資格とは?
美容室を開業し、運営するためには、法律で定められた特定の資格が必要です。
資格を持たないまま営業することは法令違反となり、罰則の対象となります。
自身が美容師として施術を行う場合はもちろん、複数のスタッフを雇用して店舗を運営する場合にも、取得が義務付けられている資格があります。
ここでは、美容室の開業において最低限必要となる2つの重要な資格について解説します。
美容師として働くために必要な「美容師免許」
美容室でお客様の髪に触れ、カットやカラー、パーマなどの施術を行うためには、美容師免許が不可欠です。
これは、美容師法に基づき、公衆衛生や専門技術に関する知識と技能を有することを証明するものです。
美容師免許を取得するには、厚生労働大臣が指定する美容師養成施設で所定の課程を修了し、国家試験に合格する必要があります。
オーナー自身が施術を行わない場合でも、現場で働くスタッフは全員この免許を保持していなければなりません。
開業の前提として、美容師免許は最も基本的な必須資格となります。
免許証は保健所に美容所開設届を提出する際に提示を求められるため、大切に保管しておきましょう。
スタッフが2名以上の場合に必要な「管理美容師」
美容室で働く美容師が常時2名以上になる場合、店舗に「管理美容師」を1名置くことが法律で義務付けられています。
管理美容師は、サロン内の衛生管理の責任者としての役割を担います。
具体的には、施設の衛生状態の維持、従業員の健康管理、衛生管理に関する指導などを行います。
この資格を取得するには、美容師免許を取得後、3年以上の実務経験を積み、各都道府県が指定する講習会を修了する必要があります。
オーナー自身が要件を満たして資格を取得するか、資格を持つスタッフを雇用しなければなりません。
保健所への美容所開設届の提出時には、管理美容師の資格を証明する修了証書の写しが必要となるため、該当する場合は忘れずに準備しましょう。
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美容室開業にかかる費用の目安と内訳
美容室の開業には、どれくらいの費用が必要になるのでしょうか。
開業資金は、店舗の規模や立地、内装へのこだわりによって大きく変動しますが、
一般的には 数100万~1,000万円以上かかるケースが多く見られます。
資金計画を正確に立てるためには、どのような費用が発生するのか、その内訳を把握することが重要です。
ここでは、開業費用を大きく「設備資金」と「運転資金」の2つに分けて、それぞれの目安と内容を解説します。
店舗の準備にかかる「設備資金」
設備資金とは、美容室を開業するために必要な店舗や設備を準備するための初期投資のことです。
この費用は、開業時に一度に発生するものが中心となります。
主な内訳としては、まず店舗物件を取得するための保証金や礼金、仲介手数料などが挙げられます。
次に、コンセプトに合わせた内装・外装の工事費用がかかります。
これは物件の状態によって大きく変動し、居抜き物件かスケルトン物件かによっても金額が異なります。
さらに、シャンプー台、スタイリングチェア、ミラー、ワゴンなどの美容器具や、レジ、電話、パソコン、ソファといった什器・備品の購入費用も設備資金に含まれます。
これらの項目は初期費用の中でも特に大きな割合を占めるため、慎重な見積もりが不可欠です。
当面の経営を維持するための「運転資金」
運転資金とは、美容室を開業してから経営が軌道に乗るまでの間、事業を維持していくために必要となる費用のことです。
オープン直後からすぐに売上が安定するとは限らないため、当面の支払いに充てる資金をあらかじめ用意しておく必要があります。
運転資金の主な内訳は、店舗の家賃、スタッフを雇用する場合の人件費、水道光熱費などの固定費です。
また、カラー剤やシャンプーなどの材料仕入れ費、ホームページの維持費や広告宣伝費といった変動費も含まれます。
一般的に、運転資金としては最低でも3ヶ月分、できれば6ヶ月分程度の経費を準備しておくことが推奨されます。
これにより、不測の事態にも対応でき、安心して経営に集中できます。
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まとめ
美容室の開業は、コンセプト設計から始まり、事業計画の策定、資金調達、物件探し、内装工事、行政手続き、集客活動と、数多くのステップを踏む必要があります。
それぞれのフェーズでやるべきことを明確にし、一つひとつ着実にクリアしていくことが成功への道筋となります。
特に、事業の根幹となるコンセプトと事業計画を綿密に練り上げることが、その後の全ての判断基準となり、資金調達や店舗運営をスムーズに進める上で重要な役割を果たします。
この記事で紹介した「やることリスト」を参考に、自身の開業プランを具体化し、計画的に準備を進めていくことが、理想の美容室を実現するための第一歩となるでしょう。
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